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消化器腫瘍外科 絹笠祐介医師と大腸がんについて
Colorectal cancer
「肛門を残す」手術で術後の生活を快適に!
「肛門は残せない」「人工肛門が必要」と言われてもあきらめないでご相談ください。
当院で消化器腫瘍外科(毎月第2、4金曜日)を担当する絹笠祐介医師は、直腸がんに対する「ロボット手術」の領域で日本一の実績をもつ消化器外科医です。
ロボット手術ではわずか1~2cmの小さな穴を複数あけることで、複雑な手術も実施することが可能になり、直腸がんだけでなく全ての大腸がんでロボット手術が可能になりました。 開腹手術に比べて痛みの少ないロボット手術・腹腔鏡手術は、直腸がん手術で損なわれやすい性機能・排尿機能・排便機能を温存する手術にも高い評価を得ています。肛門に近い直腸がんに対しても、括約筋間直腸切除術(ISR)という難易度の高い術式を実践しており、これによって肛門が温存され、人工肛門が不要になります。
※ロボット手術は、絹笠医師が所属する東京医科歯科大学医学部付属病院で行っています。当院では、行っていません。
次のような症状や生活習慣はありませんか?
☐便が細くなった
☐下痢・便秘など腹痛を繰り返す
☐便に血が混ざる(血便)
☐残便感がある
☐赤肉、加工肉をよく食べる
☐野菜、果物を食べない
☐お酒をよく飲む
☐運動をしない
☐タバコを吸う
☐最近太り始め肥満気味
※1つでも該当すれば大腸がんの危険性が・・・
大腸がんとは?
大腸がんは大腸の粘膜に発生するがんで、早期では症状がなく、進行すると血便や便秘、下痢、腹痛などの症状が出るため、症状のないうちに発見するためには、定期的に検査を受けることが重要です。大腸がんは高齢化と食生活の変化により、増加傾向にあります。
大腸がんの初期症状は?
2センチ以下の小さな早期の大腸がんは、症状がない場合も多く、大腸がん検診で見つかるケースが増えています。代表的な症状は、血便、便秘、下痢、腹痛です。直腸がんは、便に鮮血が付着したり、便が細くなったり、残便感などの症状があります。
どんな検査をするの?
大腸がんの分類は?
早期の大腸癌はX線検査、内視鏡検査によって肉眼で6つに分類されます。隆起型は比較的良性のものが多く、表面陥没型は悪性度が高く、速く浸潤すると言われています。